看護師として7年程度総合病院で働いていました。大きな病院で入院病床もあったため、三交代制の勤務で夜勤も月に10回程度していました。夜勤手当などの関係でお給料は割とよく月に25万円程度は手取りでもらえていました。しかし、それだけもらえていても仕事の内容と見合っているとは言えないと私はずっと思っていました。
始業前は担当患者さんや病棟の状況を情報収取するために、実際の始業時間よりも1時間以上前から仕事をしていました。しかし、始業前に働いた分のお給料は1円も発生しません。また、終業後の残業についてはお給料は発生するのですが、自己申告制なので時間が多くなってくると何かと上司から嫌味を言われてしまいます。
そんな訳でどうしても控えめに申請せざるを得ない状況でした。苦しい状況から抜け出したくて、私は看護師でありながらも楽に働ける「介護施設」へ転職することにしました。転職するにあたっての面接はとてもラフな感じでした。堅苦しい感じの面接という雰囲気は一切ありませんでした。感覚的には面接というよりは、スタッフの方とちょっと世間話をしたという感じでした。
そのような雰囲気だったので、そこまで緊張することもなく自然な感じで普段の自分をアピールできたので良かったです結果、無事に採用というお返事を後日いただくことができました。私の場合は、担当してくれた面接官の方がこちら側のことも配慮してくださり、そのような相手が話しやすい雰囲気をつくってくれたのだと思います。失敗したことについては服装についてです。冬場だったので厚着して面接に向かったのですが、面接のための部屋が狭い上に室温が高めであったため、面接中はかなり暑かったです。
面接時のことになりますが、とても面接中の雰囲気がラフな感じだったので、身構えて緊張していた私としてはちょっと拍子抜けしてしまいました。面接の時は個室で筆記試験(作文)を受けた後で、面接官の方による面談をしてもらうという流れでした。筆記試験を終えた後で、個室で待機していました。しばらくしてドアの外からノックが聞こえ、面接官の方が個室に入ってきました。
入ってくるなり「この部屋寒くないですか?僕ちょっと寒がりなんですよね・・・。」と言ってエアコンの温度設定をさわり、その後も何ともフランクな感じで面接が始まりました。こちらとしてはとても話やすいのでありがたかったのですが、身構えてしまっていた分驚きもありました。
面接中の会話の流れで、仕事についてもグチのような話にもなりました。こんな面接もありなのだなとちょっと驚きました。でも今考えると、「相手の本質を見抜くためにはそのようなラフな対応の方が良いんだろうな」と私自身も感じています。
転職後は夜勤をしなくて良くなったので、勤務形態の面で私の生活が大きく変化しました。純粋に、「朝起きて夜は寝る」という普通の人間らしい生活をずっとしたいと思っていたのですが、転職することでやっとそれを叶えることができました。また、以前は総合病院で看護師として働いており、周りは女性のスタッフばかりでした。
ですが、介護施設に転職することで、職場に男女が同じくらいの比率でいるという状況になりました。女性ばかりの職場だと何となくギスギスした雰囲気になりがちなところも多く、私はそんな職場の環境が苦手でした。ですが、転職した介護施設では、冗談を言ったり適度な感じのおふざけをしたりしなら仕事をする男性スタッフもいて、上手くスタッフ全体のムードがまとまっているように感じました。
なので、以前までよりもずっと過ごしやすい職場環境になりました。しかし、スタッフに喫煙者がとても多くその点ではちょっと苦労しました。私はタバコが苦手なので、休憩時間に側でタバコを吸われるのを苦痛に感じることも多かったです。
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